ゴーキョ・ピーク・トレッキング 写真集(2)


 2003年11月、ゴーキョ・ピーク・トレッキングの際の写真集です。
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谷・氷河・湖  VALLEY, GLACIER, LAKE


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(1) ドードゥ・コシ ジョサレを過ぎた標高約2800m付近で。奥に見える吊り橋を渡るとナムチェへの急な登りが始まる。コシは大きい川、コーラは支流をいうようである。ドードゥはミルク。氷河が削った雲母などを含む土粒が混じり、乳白色になって流れている「ミルクの川である」。
(2)  ドードゥ・コシ ドーレの峠(標高4200m付近)から。ここではV字谷に切れ込み、約300m下を流れている。左奥はチョー・オユー。
(3) ゴーキョから流れるアブレーション・バレー(氷河側谷)、堤のようになったモレーン(推石)の横を僅かに流れている
(4) 標高4650付近の モレーン帯。
(5) ゴーキョ近くの二つ目の氷河湖。ツォー・パルワ

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(6) 壮大な工事現場? ゴジュンバ氷河。ゴーキョの丘から
(7) 同 上
(8) ゴーキョ頂上にてK夫妻と。湖は三つ目で最大のドーゥド・ポカリ。ゴジュンバ氷河の右手に昨日登った丘、その左下の湖岸にロッジなどが小さく見えて地形がよく分かる。
(9) 同上。300mほど下った標高約5000m付近で撮影。
(10) ドーゥド・ポカリ。左の山はカンテガとタムセルク。


祈りの風景
 THE RELIGIOUS LIFE
 

 ネパールでは至る所で神や仏、またそれに敬虔な祈りを捧げる人々の姿が見られる。
 カトマンドゥでは仏教の仏と、ヒンドゥー教の神が混然として祭られているが、今回トレッキングで通過した山中ではチベット仏教が中心である。その中のいくつかの風景を紹介する。(参考文献「旅行人ノート@チベット」)

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(1) カンニ 仏塔門。この門の中にはマニ車が納められている。(ルクラにて)
(2) マニ・コル(車) (ガットにて)中にお経が収められており、回すだけで読んだことになるという。中には水流を利用して回すようになっているものもある。手に持って回す小さな真鍮製の仏具もある。
(3) マニ石 仏像や祈りの文字(観音菩薩の真言、オン・マニ・ペニ・フムなど)を描いたり彫ったりした石。 小石一個から巨大な物まである。(ガットにて)
(4) マニ石 シャンボチェで見た美しく彩色されたもの
(5) メンダン オン・マニ・ペニ・フム(おお宝珠と蓮華に幸あれ)などの文字を刻んだ石板を道に並べたものが   普通だが、これは珍しく積み重ねられたもの(ガットにて)

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(6) コルラ チョルテン、マニ石から寺院、僧院、信仰の対象である山に至るまで全て、時計回りに廻らなければならない。この行為をコルラという。
(7) タルチョ 祈願旗。家の屋根、庭、峠、山の頂上…至る所で目にする。これはシャンボチェで見たもの。経文とともに馬の絵(ルンタ:風の馬)が描かれていることが多い。タルチョが風にはためくたびに、この馬が仏法を世界に広めていくのである。
(8) タルチョ  (ゴーキョピーク頂上にて)五色のタルチョーは五大(地水火風空)を表し、地=黄、水=青、火=赤、風=緑、空=白の色で表される。
(9) チョルテン ストーパと同じ。仏塔。もともとは高僧の懿徳を讃え、遺物を入れて供養したという。山や峠の場合は土地の神様に捧げたものである。(モーン峠にて)
(10) メラン ビャクシンの小枝を入れて芳香を放つ煙をだし、毎朝、家の各部屋の戸口を廻る。信心深いシェルパたちはトレッキング中も自分たちのテントを廻っていた。

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(11) ゴンパ(寺院)の内部 シャンボチェ・ゴンパにて。チベット仏教の神や仏の数は、一説には5,000と言われている。如来、菩薩、護法神、守護尊…それぞれに人類救済の役割があると言われるが奥が深くよく分からない。
(12) ペチャを納めた棚 シャンボチェ・ゴンパ。ペチャは木版印刷の経典である。それがこのように壁一杯の棚にぎっしりと納められている。
(13) ゴンパ これはカトマンドゥのインドラチョーク交差点にあるアカシュ・バイラヴ寺院。旧王宮のあるダルバール広場に近く、付近はバザールがある繁華街でいつも人と車で混雑している。
(14)  カーラ・バイラヴ カトマンドゥ・ダルバールにて。ヒンドゥー教の神様。シバ神の化身の一つで恐怖の神。刀を振り上げ生首を下げているがどこかマンガチックである。供養する母子の姿が見える。
(15) 街角の風景 カトマンドゥ。こんな情景はどこの横町でも見られる。香華が捧げられ、神像には赤い色粉がつけられている。この光景に「祈り」の原風景を見た。

写真集(1) 美しき山々     写真集(3) ヒマラヤの人々、動物・植物 
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