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91 三 岳(793.4m)・小金ヶ岳(725m) <丹波高原西部> |
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1087年11月、千日山歩渉会例会で太タワに車を置いて二つの山をピストンした。前日は大阪・京都・兵庫の府県境にある深山に登り、篭坊温泉に泊まった。 8日 大タワまで車で登る。ここは金剛と葛城を分ける水越峠に似た地形で、左手は三岳、右は小金ヶ岳へのコルになり、広場があり水場も近い。ユーレイ峠と呼ばれたほど寂しかった面影はどこにもない、明るい峠である。パークして三岳へ向う。 |
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落葉を踏んでの快適な登りも束の間、滑り落ちそうな急坂となり、木の枝や岩角を掴んでようやく登りきると、次のピークがひかえている。三回ほどだまされた未にやっと石室に着く。 793.4mの一等三角点のある頂上は更に30m捏先になる。万歳をして記念撮影後、石室に帰りコーヒーを沸かし、周囲の展望に見とれる。南に北摂の山々、西に虚空蔵山など、東にこれから登る小金ヶ岳と実に壮観だ。眼下には篠山の町が小さく見えた。 |
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大タワへ下り、すぐに小金ヶ岳へアタック。始めは昼なお暗い杉の大木の中の登り。右手に折れてじめじめした所をまき、広葉樹林の中、短いが本日最難所の急登を過ぎて、ようやく稜線に出る。 |
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振返ると三岳が堂々とそびえている。ここからはアルプスの名に恥じぬ気持ちの良い岩峰が続く。 | いくつか岩場をよじ登り頂上に立つ。潅木が繁り展望はもう一つだが、メンバーの一人が双眼鏡で、白いドームのある昨日登った深山を見付けた。大タワからいずれも1時間ほどで頂上に立てる、手軽だが面白い山だった。 |
小金ヶ岳 | |
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私の関西百山 |