カナディアン・ロッキー  トレッキング




  シャンダ山ハイキング    パーカーズ・リッジ      スコーキー・トレイル

  オハラ湖周辺ハイキング   カナディアン・ロッキーの花

1998年7月10日から2週間、ホームステイをしながら、カナディアン・ロッキー・ハイキングと周辺の旅をしてきました。氷河を散りばめた峻険な山々、色鮮やかな高山の花々、珍しい野生の動物たちとの出逢い…。それにも増して友好的で親切な多くのカナダの人たちとの触れあいが心に残る、素晴らしく充実したカナダの夏でした。
 カナダの山を歩いて感心したのは、登山道に紙屑一つ落ちていないこと、高山植物や野生動物の保護が徹底していること、山小屋が素晴らしく清潔で快適なことなどです。私たちが学ぶべきことがたくさんあるように思いました。



シャンダ山ハイキング


1998年7月12日(日)晴
足慣らしにシャンダ山(Mt.Shanda・通称 Boldy禿頭山)へハイキングに行く。
 このトレッキング期間を通じて、ドライバー兼ガイドをしてくれるのはステイ先のご主人・アラン マーシャルさんと奥さんのアネットさんである。
 マーシャル家から1時間半ほどワゴン車で走って林道終点に着く。ずっと上までスレート状の岩が散らばる広い道で、車でも登れそうだ。簡単に登れて展望が優れているので、地元の人に人気がある山だそうで、この日も何組もの若いカップル、子ども連れの人と行き交った。
真っ青な空の下、ゆっくりと登る道の両側はlodgepole pine(モミの類)、black spruce(トウヒの一種)、subalpine-larch(カラマツの類)の林で、サルオガセがぶら下がっている木が多い。足下は無数のlocoweedの白、scorpionweedやlungwortの紫、green lilyの緑白色など色とりどりの花に彩られている。特にindian paint brushの真っ赤な花が鮮やかである。私が花に興味を持っていると見たナネットが、いちいち丁寧にスペルまで教えてくれる。写真を撮り、メモを書くのに忙しい。
頂上は標高2020mとそれほど高くないが、独立峰だけにずっと地平線の果てまで見渡せる。look outという山火事監視所があり、ジョンという白髪、片腕の男が出てきて「よかったら見て行け」といってくれた。急な階段で灯台のような見晴らし台に登る。大きな分度器のような円い台の上に観測器があり、スリットを覗かせてくれた。「今年は18年ぶりに雨が多い年で暇だ」と笑っている。一見怖そうだが優しくて気の良さそうな男だ。
森林限界に出ると正面に美ヶ原のような草原状の頂上が見え、右手に遠くロッキーの山波が望めた。「あれがエイブラハム湖、その上に白く見えるのがウイルソン山、あちらがレイク・ルイーズの方向」とアランが説明をしてくれる。この辺りからは wild delphinum columbine オダマキ(黄色)、 leafy aster アスター(淡青紫)、alpine forget-me-not ワスレナグサ、gentian リンドウ、alpine willow herb(葉がヤナギに似てピンク色の花)などが咲き乱れる広大なお花畑である。(花々の写真は「カナディアン・ロッキーの花」で見て頂きます)
外に出て昼食のサンドイッチをパクつく。リスがおこぼれをねだりに来る。alpine bluebirdという鳥は臆病で、高い所から眺めている。先ほどから遠くに雲が浮かび、あちこちで雨の足が見えると思っていたら、次第に近づいてきて大粒の雹が音を立てだした。急いでlookoutに入れて貰い、雨宿り。
 嵐はあっというまに過ぎて、嘘のように青空が拡がる。ジョンに握手してお礼を言って元の道を下る。正面にColosseum コロッセウムという岩山が見える。道端のalpine buttercup キンポウゲの花が雨に洗われて鮮やかだ。標高差750m、距 離6キロのショート・ウォークだった。


パーカース・リッジ


アサバスカ山( 3493m)を望む
7月14日(火)快晴   駐車地点11:20…稜線12:15〜12:20…引き返した地点13:00…駐車地点14:00
 ジャスパーの町からアイスフィールドパーク・ウェイを南へ35キロほど走ると、ミネラル・リック・ビューポイントに着く。ここからはサスカチュワン川を挟んで、すぐ目の前に白亜のロッキーの山々を仰ぐことが出来る。
南から北にかけて鋸歯状のドラゴンピーク、クリスティー(3102m)、その奥に穂高のロバの耳状のブラッセス(3160m)、大きな無名峰の後ろに白く鋭い山容を覗かせているのはフライアット(3360m)だ。車は更に南へ。昨日のラフティングのスタート地点、アサバスカ滝を過ぎた頃、道路を渡るマウンティン・シープの大群と遭遇。車を止めてお通りを待つ。この辺りも先のミネラル・リック同様、塩分を含んだ土が露出しているので、それを舐めに来る動物が多いそうだ。ここから正面に、純白のアサバスカ(3493m)、コロンビア大氷原、アンドロメダ(3450m)を間近に望むことができた。コロンビア大氷原への入り口を過ぎ、道端のスペースに停車。
 ここからパーカーズ・リッジのハイキング。わずか往復5キロだが、カナディアン・ロッキーのハイキングコースとしては非常に人気が高い。帰りに空港で求めた「Canasian Rockies -An Alutitude Superguide 」でも2ページを割いて「もしアイスフィールドパーク・ウェイ沿いで車を離れて歩くなら、ここがベスト」と絶賛している。道標に従ってジグザグに登る。直登する細い道には「ショートカット禁止」の標識が必ず付いている。しばらく登ると眺望が開け、アサバスカ、ブラッセスを反対側から見ながらの快適な尾根歩きとなる。かなり早足のアランと二人、少し他の人に先行する。大きな岩に蘚苔類の朱色の斑点が浮き出している。道の両側は百花繚乱のお花畑である。  稜線に出て500mも行くと9キロもの長さを持つ大氷河・サスカチュウワンが見えてくる。
この辺りで氷河の痕跡を残した石と、サンゴの化石を見つけた。
 がらがらの岩の上を行くと正面に純白のアサバスカ(3493m)、コロンビア大氷原、アンドロメダ(3450m)を間近に望むことができた。カンカン照りだが空気は乾燥して、風も爽やかで心地よい。アランと片言ながら山の話しをしているうちに全員が合流、
 下りは元の道を右手にナイジェルを見ながらのんびり下る。アランの話ではこの尾根はテレマーク・スキーでも有名なところという 。展望と高嶺の花に酔うような山歩きだった。


スコーキー・トレイル


ジェリコの壁
7月15日(水)曇のち雨
フィールドは、レイク・ルィーズ周辺の登山ハイキング拠点で重要な町で、大陸を横断する列車の沿線にある。ここを通過する貨物列車は時には200両に及ぶ編成で、この朝も延々と続く100両を越す貨車を、3台の機関車が曳いて通っていった。ホームの窓の外に小鳥の水飲み容器があり、ここにハミングバードがやってきた。この鳥は遙かカリフォルニアからの渡り鳥という。車はフイッシュ・クリークという所までしか入れず、その先は4キロほどバスに乗る。これは自然保護のための方策である。
 林道終点<2130m>10:15…BOULDER PASS の最高点<2460>(ランチ)12:00〜12:40…DECEPTION PASS の峠<2625m>13:20…スコーキー・ロッジ<2300m>14:30
トレイル・ヘッドからスプルースなどの針葉樹林の中を登る。ネジバナの大きいような花がある。花びらがゾウの顔に似ているので Elephant Weed という。野ウサギが道を横切る。小川を渡る橋の上には子リスがうずくまって逃げようとしない。次第に道が急になり、この辺からまたアランと先に行く。しばらく離れてナネットが先頭の女性集団、T夫妻はビデオを撮りながらいつものゆっくりしたペースで最後尾。行者ニンニクに似た Wild onion やアザミに似た Saw wort の花が咲いている。ワスレナグサの大群落を過ぎ、大きな岩がゴロゴロしているところに着く。ここがボールダー(大きな丸石)・パス。とりわけ大きい岩の上にホーリー・マーモットがちょこんと座っていた。
振り返ると真向かいのテンプル山に雲が懸かっている。岩屑の道を行きターミガン湖を見下ろす所でランチタイム。  午後はターミガン湖までいったん下り、湖畔の花の道を行く。ワスレナグサの青、アスターの紫、バターカップの黄、チングルマに似たWhite mountain avens の白、その中に真紅や淡緑白色やその中間色のペイントブラシが咲き乱れる。まさに天上の楽園にいる思いだ。曇り空ながら行き交う人たちと交わす挨拶は明るい。湖を離れ少し登る。左手にターマガン山(3293m)、スコーキー氷河、ジェリコの壁といわれる岩山、右に大きな山容のホッスル山を見る峠が今日の最高地点。小さな紙切れが落ちているのを見たアランが、そっと拾ってポケットに入れる。
一瞬、そのキャンデーの包み紙に漢字が記されているのを見てしまった。「日本の飴だね。ご免なさい」。それまで煙草の吸い殻一つ落ちていなかったことを改めて認識して、実に情けなかった。アランは「きっと、日本でお土産に買ったカナダ人の仕業だよ」と慰めてくれたが…。ここはデセプションパスの峠でここからは林の中の下りになる。グリズビー(灰色グマ)がマーモットの巣を掘った大きな穴がいくつも開いていて不気味だ。(あとで小屋にあった雑記帳を見ると、1週間前に日本人の女性2人が接近遭遇している。)降りだした小雨の中、スコーキー山を正面に見ながらどんどん下ると、瀟洒な木造のスコーキー・ロッジ小屋に着いた。
2階の部屋に案内されてまず驚いたのは実に美しいことだ。ツインのベッド、清潔なタオル、手洗い用の水、洗面器などが準備されている。トイレは離れた林の中で、小屋の中にあの臭いは全くない。すぐアフタヌーン・ティーで下に降りる。ソファー、暖炉、たくさんの山の本。コーヒー、ジュース、ミントティー、ビスケット、クッキー、チーズ、果物が自由に食べられる。夕食までの時間つぶしに、外の林の中にあるサウナに行く。これは乾燥室のようなもので、真ん中の大きなストーブにマキをどんどんくべて、身体に水をかけて周囲のイスに座っているという方式。4人ほど入れるがこの時は谷さんと二人だけだった。
水が足りなくなったので、裸で雨の中に飛び出して身体を濡らしては乾かしていたら、外から金髪の女性が声をかけてきたのには困ってしまった。様子を察して帰って行ったので、狭い個室で向かい合うことにはならず、よかったのか残念というか…。夕食はチキン(ホウレンソウのソース添え)、温野菜、マカロニ、野菜サラダなどのバイキング方式。コーヒー、紅茶、ジュースなど飲み放題。デザートにラズベリーのたっぷり入ったアイスクリーム。これで1泊2食付き120カナダドル(約1万2千円足らず)。ただし22人までしか泊めないので、かなり前から予約がいるらしい。
7月16日(木)曇のち晴
Skoki rodge<2300m> 9:25… Pika's Pass<2725m>11:45…Boulder Pass<2460m>12:10〜12:50…Trail Head<2130m>14:15…Fish Creek(parking)15:00


爽やかな目覚めで朝を迎えた。ロッジの名物男でその生き方が一冊の本にもなっているKen Jones(88歳)が、鮮やかな手つきで焼き上げたパンケーキで朝食。日本の山小屋と違って、8時になってようやく頂くことが出来る。
雨は朝になって止んだが、曇り空から今にもまた降ってきそうなので、予定を変えて短いコースになる。小屋の前の川を渡って、深い谷間の道に入る。湿った土の上にムースの足跡があり、クマの糞がある。ハハコグサが多い。カナダでは "pussy's 何とか" 「小猫の足の裏」というそうだ。日本では "mother and children だ"と言ったが、どうもカナダの方がうまく表現しているようだ。青緑の見たこともない色のリンドウが咲いている。森が切れ、昨日遠目に見た滝目指して進む。この滝は氷河の水をたたえた大小二つの池・スコーキー・レイクスから落ちる、かなり幅広い滝である。
滝の右岸、急で狭い階段状の岩場を登る。かなり高度感があり、ちょっとスリルがある。最後はチムニー状で岩穴をくぐる。ここでカメラケースを無くしたことに気づく。先ほど滝から流れ出す川の畔でフィルムを交換した時に置き忘れてしまったらしいが、岩場の登り下りに時間がかかるので諦める。急いでみんなに追いつく。

岩の上に雷鳥(ptarmigan)が3羽。頭の赤いのが母親だ。それで気が付いたが、昨日のターミガン・レイクは「雷鳥湖」だ。
岩屑の道のやや急な登り。ピカ・ピークを右手に見てピカ・パスに近づく。

ピカ PIKAとは俗称・岩ウサギ(rock-rabbit)で、グレイの身体に大きな円い耳を持ち、テニスボールに耳を付けたように見える。滅多に見られないそうだ。(前掲書による)。ところがアランさんが立ち止まって、口に指を当てたのでそちらを見ると、なんとこのピカが岩屑の上にいたのだ!あわててカメラを向けると、素早く姿を隠してしまって残念ながら写真には残せなかった。このパスが今回の最高地点。
後は下に見える雷鳥湖に向けてお花畑の中をのんびり下る。ターミガン・レイクにはガンの一種、ルーン(loon)の家族が一列になって泳いでいた。

この鳥はカナダの国鳥だそうで、1ドル貨 loony に姿を刻んでいる。ここから元の道をどんどん下ってバス停に着いた。バスが来るのに45分あるので、アラン、Kさんと3人はパーキングまで歩くことにする。広い林道はときどきスキーのトレイルと交錯する。予定通りの時間に到着。昨日11K、今日が19キロ(林道歩き含む)ということになる。


オハラ湖周辺ハイキング


7月17日(金)快晴
ヨーホー国立公園にあるレイク・オハラへは、徹底した自然保護のためフィールド近くから一日2台出るバス(計60人)に乗るか、13キロの道を歩くしか他に方法はない。この標高2000mの美しい湖を起点に、さまざまな高山を巡るコースが整備されていて、いわばハイカーの聖地ともいえる最高の雰囲気が味わえる所である。
Lake O'HARA<1980m> 9:00…All Soul's Prospect<2380m>11:00〜11:15…Hanging Garden of Babylon<2280m>12:15〜12:50(lunch)…Hungabee Lake<2260m>14:30〜14:40…Lake O'HARA 15:28
予約してあった8時半のバスに乗りレイク・オハラに着く。美しい湖は後でたっぷり上から見ることにして、さっそくビッグ・ラーチ Big Larch といわれるトレイルに入る。名前通りカラマツの美しい林である。黄葉する秋も素晴らしい眺めという。「悪魔の積み上げた岩」Devil's Rock Pile という所を過ぎしばらく行くと、ジグザグの登りになる。シロヤシオに似た白い花が咲いている。稜線にでると、左眼下にエメラルド色のオハラ湖、その背後に屏風のようにクラスター岩峰群 Cluster Peaks が立ち並ぶ。その右に大きな氷河を抱いているのはヒューバー山 Mt.Huber (3358m)だ。
湖から標高差で400m登ったところが All Souls' Prospect (prospect には「眺め」と「願い」の両方の意味がある。よく名付けたものだ)。われわれも、ほっとして腰を下ろし、周囲の展望を楽しむ。レイク・オハラは全体の形を見せ、クラスター岩峰が険しく岸辺まで迫っているのが分かる。その向こうはカサドラル山 Cathedral、白く光るのはモナーク氷河。今登ってきた道の背後には、ずっと姿を見せてきたオーダレイ Odaray(3133m)の頂が鋭い。十分に眺望を楽しんで右手のサーファー山 Mt.Schafferに沿う岩の道を緩く下る。前方の岩の上にホーリー・マーモットがすまし顔で座り、オハラ湖を見下ろしている。近づくと顔を上げてこちらを見る。「俺の住まいはキレイな所だろう?」と言っているんじゃないか、とアランに言うと、同感だと答えて、ナネットに「KAIがこういっている」と伝えていた。左折して北へ岩稜を離れて、カラマツの散在する緑の草原の中に降りる。

Mr.アランと
オパビン氷河からの冷たい流れが音を立てている。雪を散りばめた岩峰群に囲まれた静寂な別天地だ。名を「バビロンの空中庭園」 Hanging Garden of Babylon という。ここで頭上にクラスター Cluster(2706m)の鋭い岩肌や、ヒューバー氷河を見上げながら、朝作ってきたサンドウィッチとジュースなどで軽いランチタイム。食後はまずオパビン・テラス池群の畔を通る。雲ノ平の日本庭園に似ている。ここから大きく右にヘアピンカーブして、正面のオパビン氷河やガンサイト・ピーク Gunsight peak に向かって再び高度を上げていく。ガラガラの岩の道で、今度は二つ並んだハンガビー湖とムーア湖を見下ろしながら行く。
しばらくで緩い下り道になり、ここでSさんが小さいが美しい六角形に整った水晶を見つける。やがてハンガビー湖 Hungabee Lake の畔に降り立つ。ここまで来ると、オパビン氷河の末端がすぐ上の段丘まで来ているのが分かる。そこに最奥の湖、オパビン湖 Opabin Lake があるのだが、15時半までにバス停に帰らなければ例の13キロを歩く羽目になるので、残念ながら時間切れ。大きくUターンする形で西北に向かう。しばらくはガラガラの水平道で、反対方向から来た何組かのハイカーと行き違う。中には真っ白いヒゲ面の高年者もいる。カナダに来て2週目に入り、私たちの挨拶もなかなか堂に入ってきた。
短いが急な登りがある。右が垂直の岩、左は岩塊が積み重なった崖で、北穂高の南稜の感じだが、高山は初めてのKさんも元気に通過する。再び下り、氷河からの水が滝になって勢いよく流れ落ちているところに出る。ここで水を飲んだときに迂闊にもストックを置き忘れ、滝の下まで降りて気づく。みんなに先に降りて貰い、捜しに引き返す。幸いすぐに見つけたが、往復10分以上のロス。心配して途中まで見に来てくれたアランと、いいピッチで走るように下る。バスの時間が気になるが、ジグザグの下りが思ったより長い。途中で先行のパーティに追いつき、全員ようやくオハラ湖畔に降りたが、反対側のバス停まで湖を3分の一周しなければならない。アランが早足でバスを止めに行ってくれる。しかし、全員発車2分前にバスに乗ることが出来た。このコースは花こそ少なかったが、今までのトレール中、高山の気分を一番味わえた所である。これまでも予備知 識が全くなく、全ておまかせのハイクだったが、日程の最後で山の懐深く入れた感じで、もっとも印象に残った。  
これでジャスパー、バンフ、ヨーホー各国立公園5日間のハイキングを終え、ロッキー・マウンティン・ハウスのマーシャル邸に帰る。途中、例の炭坑の町ノルデッグでアルバータ・ビーフのステーキの夕食。金髪のもの凄く可愛い、人形のような少女がお給仕してくれた。そこからの道で、コヨーテが道を横切るのを見た。前に書き忘れたが真っ白なマウンティン・ゴートもフィールドで見ているので、動物との出逢いもかなりの数となった。 

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