絶景台湾 4日間の旅 


(1)



2017年11月16日〜19日の4日間、Trapicsの「Go! Go! 香港・マカオ・深? 3都市周遊4日間」のツァーに参加しました。参加者のうち私達二人の他は、在日中国人一つのグループで14人。在日期間は長くても殆ど日本語を話せない人もいて、初めは何かと戸惑うことが多かった。しかし次第に打ち解けて何かと気遣ってくれ、片言ながら話もできるようになった。出発が遅く帰着が早い代わりに、現地へのフライトを引くと実質二日間の慌ただしさだったが、いろんな意味で思い出に残る旅だった。
11月16日

15時30分、中国西方航空機で関空をテイクオフ。16時!に夕食にあたる機内食が出て、深?空港到着は19時。入国審査は指紋採取などでかなり時間がかかり、ようやく現地添乗員の呉さんの出迎えを受けてバスに乗り、約70km離れた香港に向かう。呉さんは「日本の旅行会社のツァーだから」と私たちを気遣って先に日本語で案内してくれるが、当然ながら、その何倍も中国語で話す。ホテルは香港ではあるが深?と陸続きのNew Territoriesにある。15階の部屋に上がり、シャワーを浴びてベッドに入ると23時(1時間の時差があるので日本では0時)近かった。





11月17日  九龍(大陸側)南端の繁華街・蛇口で中華粥の朝食。粥にアワビが入って、他に春巻、焼売、焼蕎麦、大根餅などがつき美味しかった。以後、毎回の食事は二つのテーブルに分かれたが、私たちは6人の人とずっと一緒だった。 香港島  九龍(大陸側)渡って島南端の淺水湾(レバルスベイ)で最初の観光。淺水湾(レバルスベイ)。映画「慕情」の舞台となったところで、三日月型をした白砂の海岸沿いに高級マンションが建ち並んでいる。
まず海と漁師の女神・天后を奉る天后廟(ティンハウミュウ)に行く。中国らしいカラフルな飾りのついた千歳門を潜る。 参道には撫でると財宝に恵まれるという正財神はじめ巨大な観音像などが次々に現れる。
渡ると3年寿命が延びるという長寿橋
橋を渡った海岸側にも、様々な動物や神様の像が数多くあった。それぞれが金運、子宝運、結婚運などの願い事を叶えてくれる神様の大集合である。
何故かこの先、本堂への道は通行禁止になっていた。 集合時間まで真っ青な海と白砂の海岸を歩くが、気温は27.4℃。半袖でも汗をかいた。波と戯れて海水浴を楽しむ人もあった。
バスに帰り、しばらく走ったシルク店でショッピングタイムのあと、島北端の港に近い金紫荊広場(ゴールデン バウヒニア スクエア)へ行く。
 金紫荊とはハナズオウのことで、1997年香港返還の際にイギリスから贈られた金色に輝く花の像が建っている。
金紫荊近くからスターフェリーに乗船。僅か10分足らずで九龍側の蛇口へ着く。
待っていたバスに乗り、シルク店でのショッピングのあと飲茶の昼食。
午後はオプションだったが、中国語が話せないので自由行動が不安な私たちの他には参加者がなかった。買物好きな中国人をショッピングセンターに案内した後、呉さんが「sky 100は入場料が高いだけだから」と無料の歴史博物館を勧めてくれた。
香港の路線バスは殆どがカラフルな二階バスだが、近くなので歩く。 これは近代的なビルの前で咲くバウヒニア(洋紫荊、Bauhinia blakeana、マメ科)「香港を代表する花」である。
呉さんは歴史博物館に入場して録音導賞機材(ガイドフォン)を借りるまで案内してくれた。「香港古事」という7000uという常設展示を見たが、4億年前のデボン紀から1997年の香港返還に至る香港の歴史を8つのゾーンに分けて、3,700点の展示品で文化や民俗の紹介をしていて、とても見応えがあった。 
6千年前の香港の動植物と自然環境
有史以前の香港・新石器時代 香港の民族展示  水上生活者の海の上での習俗
長州の饅頭祭り 18mもある饅頭の塔とお祭りの様子 右下は子供を高く担ぐ神輿・飄色(ピウシク) 香港開港と初期の発展、日本占領時代、香港返還と現代都市 
他にも多くの展示があったが、残念ながらフラッシュを焚けないので手振れが多かった。しかし、これだけの規模の博物館が無料で見られるのは凄い!
周辺を歩き回って時間を潰し、集合場所のホテル・ロビーに帰る。ホテルの近くの中華料理店で北京ダックきの北京料理の夕食。 店員が、薄い皮に鴨肉を載せて巻く食べ方を伝授?してくれる。同席の6人が何かと気配りをしてくれて、楽しく食事することができた。
満腹して尖沙咀東部海浜公園(ビクトリアハーバー・プロムナード)へ行く。海沿いの大きな階段に座って、対岸の香港島の夜景とレーザー光線のショー・幻彩詠香江(シンフォニーオブライツ)をたっぷり楽しんでホテルに帰る。


     香港・マカオ・深せんの旅(2)へ      変愚院22海外の旅         ペンギン夫婦お山歩日記TOP
inserted by FC2 system